書籍のご案内
「生きる力を取りもどす写真セラピー」
セラピーとしての写真活動(写真療法、写真セラピー、フォトセラピー)にご興味ある方はどうぞ。

心の虚しさを埋め、自分らしさ取り戻し、生きる力を育む写真セラピー。本書は緩和ケア病棟、こども病院院内学級、高齢者施設などにおけるエピソードと共に、酒井貴子が提唱する「写真セラピー」の実践例を紹介します。
また、他者に対して実施する写真セラピーの概略に加え、自分の癒しとしての写真の楽しみ方「心を豊かにする写真術」も掲載しています。
写真セラピーを心理学やカウンセリング、芸術療法、脳科学、認知科学などの観点から理論づけ、体系づける試みをしました。引用文献一覧を付けましたので、写真療法の基礎研究としてもご活用下さい。
「生きる力を取りもどす写真セラピー」酒井貴子・著
メディアファクトリー・刊、2011年2月4日発行、1260円
*入手が困難な場合は、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。
【目次】
第1章:写真がくれた贈り物
人を元気にする写真の力、子供たちは偉大な表現者―長野県立こども病院院内学級にて
子供たちは偉大な表現者ー宮城県立こども病院にて
生きることを見つめる写真ー緩和ケア病棟にて
第2章: 写真セラピーの力
写真セラピーとは何か 写真療法の定義、期待する効果 ほか
セラピーとしての「写真」8つの力
写真から自分らしさを感じ取る、自分らしさを取りもどす、ストレスを解消する、
生きる力を育む ほか
第3章: 私が出会った「写真セラピー」
私が「写真」に出会うまで
写真セラピー活動の現在と未来 ほか
第4章: 心を豊かにする写真術―写真プロセスとその効用
被写体を探す―感性を豊かにする
構図を考える―心惹かれるものを感じる
露出を考えるー心の明るさを表現する
撮影するー心の世界を記録する
・・・ほか
付章: さらに詳しい活動のために
使用する機材について
保存について ほか
ワークショップ開催について
写真のマナーについて